九州大学工学部・九州沖縄9高専
連携教育プログラムコース

大学との連携教育プログラム

文部科学省が進めている教育システムの一つで、高等専門学校(以下 高専)の本科5年を終えた学生に対し、高専専攻科と大学が連携して教育を行う「連携教育プログラム」となります。2019年度からいくつかの高専・大学間でこのようなプログラムが実施されています。 このプログラムでは技術者教育の高専と多様な教育・研究資源を持つ大学のそれぞれの強みを活かし、連携・協力して多様化する課題に適切に対応する人材を育成します。高専「専攻科」、大学「編入学」とは全く異なる新しい教育システムです。

九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラムコース

九州大学工学部「融合基礎工学科」と九州沖縄地区9つの高等専門学校(9高専)の各専攻科との連携校にて修学する履修プログラムコースとなります。本プログラム修学では、履修者は九州大学と連携高専専攻科の双方に在籍することになります。

プログラムコースの特徴

コースの特徴は従来のメジャーとなる専門教育に加え、関連性の高いIoT・AIの情報応用教育を修得します。またグローバル社会への情報発信力と実践的応用力を培うため、国際研究発表や産学連携研究プロジェクトへの参加の機会を設けます。この国際研究力と実践力を高めるため、大学3年次(専攻科1年次)から高専および九州大学の研究者間で連携する研究室への配属が予定され、双方の指導の下において研究力を強化していきます。

プログラム修了生

プログラム所定の課程を修了した者は九州大学からの卒業証書(学士の学位記)ならびに高専専攻科から修了証書が交付されます。さらに希望者へは大学院総合理工学府への優先的入学の機会が与えられる予定です。